コロナ自粛で野生のまま放置した眉毛を眉サロンで整えてもらった話
コロナ自粛で眉毛が裏庭になった
コロナで外出自粛している間、眉毛って整えてた?
ええ、ずぼらな私は放置していましたとも。
気がついたときには真夏に放置されたおばあちゃんちの裏庭か?ってくらい雑草が生い茂ってた。
あるところは背の高い草が生え、あるところは密集し、あるところは柵を越えて侵略しはじめ…。
これはもう親戚総出で草むしりをしなくてはいけないわけなんだけど、生えすぎてよくわかんなくなっちゃった。
雑草なのかおばあちゃんが大事に育ててる花の苗なのか区別がつかない。
ということで、私はプロの庭師にお願いすべく、眉サロンを予約したのだった。
眉サロンまでの道のり
予約したのはアナスタシア ミアレさんという、眉専門のサロン。
アナスタシア ミアレ
https://www.anastasiamiaray.jp/
ホットペッパービューティー経由で、初回限定アイブロウトリートメント+鼻ケアで5280円。(2020年6月予約時)
タイミングの問題だったのか、最短で一か月待ちだった。
あ、念のため言っておくと、これはステマではない。
単に私が心から眉毛を整えてもらいたくて普通に来店した、ただの体験レポートである。
いくつか調べたんだけど、ここは眉専門っていうのと、骨格やフェイスバランスから最適な形を提案してくれるということ、自分でもメイクできるように教えてくれるということから選んだ。
普段の私はすっぴんでも出歩いてしまうくらいメイクに関心がなく。。
だからこそ、どんなお手入れがいいのかとか、どうしたら上手にメイクできるかとかに時間をかけたくない。
でも人間にはなりたいじゃん。
今度長女の七五三の写真を一緒に撮るから、少しでもちゃんとしておきたいし。
だから、これなら間違いないだろう!ってプロに聞くのがいちばん安心するし効率的。
二年くらい前には、ネットでも話題になった資生堂のパーソナルビューティーセッションでパーソナルカラー診断とメイクのレッスンを受けたこともある。
すっっっごく予約取るの大変だったけど、あれも素敵だった。
これもステマじゃないよ。
資生堂パーソナルビューティーセッション
https://thestore.shiseido.co.jp/personal/
このときに教えてもらった眉の描き方を忠実に守っていたんだけど、
やっぱりこうも生い茂ってしまうと、もうどうしようもないよね。
いざ、眉サロンへ
当日。
時間ぴったりに眉サロンへ向かうと、ちょうど前のお客さんがお会計を済ませるところだった。このご時世なので、一人ずつの接客なのかもしれない。
受付のスタッフさんはフェイスシールド+マスク+手袋という装備。
この受付のスタッフさんがカウンセリングから施術、お会計まで担当してくれた。
受付でアルコール消毒をするよう促され、おでこでの検温、体調のチェックシートなど、コロナ対策がしっかりしていた。
(マスクの着用は必須。鼻の施術の時は一時的にとった)
これからの時代はこういう接客スタイルがスタンダードになるのだろうか。
肌荒れに関するアンケートなども記入して、やっと待合室から移動。
カウンセリングで真実が明らかに
カウンセリングは、スタッフさんが眉のあたりを触って骨の位置を把握したり、顔のバランスを確認して、眉の太さや眉山を決めていく。
希望を聞かれたけど「顔に合ってればいいです」と答えた。
とにかく私を人間にしてくれ。
その洗練された眉毛を見たときから、私よりスタッフのお姉さんのセンスの方が10000倍信用できる。
このお店はなるべく自眉を活かすスタイルなので、眉は2~3週間伸ばしているのがベストらしい。私はもちろんベストな状態。
カウンセリングの際、普段のメイクの仕方や悩みなども聞かれる。
私はこんな感じ。
<普段のメイク>
・はみ出たところは電動シェーバー&長いところはカット
・描くときはパウダー&眉マスカラ
<悩み>
・左右対称に描くのが難しい。特に眉頭、眉山、太さ(全部じゃん)
・書き足すと濃くなりがち
・美的センスがない上に不器用(救いがない)
スタッフさんは丁寧かつ迅速に分析して、次のことを教えてくれた。
・眉頭の筋肉が右のほうが発達していて少し上がっている
・骨格が左眉はなだらかなカーブ、右眉はストレート
・太さはベストバランスだが、右眉が若干細い
どうりで!!!
そりゃあ左右対称に描くのは難しいわ!!!
さすが、普段気にしてる細かいところまで一発で理解してくれた。
その後、ペンで眉に印をつけて、左と右を近づけるように調整してラインをとってくれた。
持たされた鏡をのぞくと、イモトがいた。
まあ線が濃いからイモトになってるだけで、形は今まで見た中でいちばん左右対称だったし、何よりとても自然な形だった。
さようなら雑草たち
いよいよ草むしりの時間である。
美容院のようにソファーを倒し、寝た状態でやってもらう。
ラインからはみ出たところに40℃くらいのワックスをたらして、すぐにテープではがしていく。
毛を抜いてるのでまったく痛くないわけではないが、チリっとするくらいでたいしたことはない。
感じ方に個人差はあると思うし、帝王切開翌日に痛み止めなしで動き回ってた私なので、実際やってみて「痛いじゃねえか!!」と思ったらごめん。
いや、大丈夫だと思う。
抜いたあとに鏡を見たら産毛が綺麗になくなってた。
少し赤くなってたけど、帰るころにはすっかり引いていた。
これも個人差はかなりありそう。
ここで、クーポンで予約したので無料で鼻も同じようにケアしてくれるというのと、追加料金でおでこと口周りもできると案内してもらう。
眉毛周りの産毛がなくなって明るくなったので、私はおでこもやってもらうことにした。
+2500円だったかな?
抜いたあとは海藻系?のひんやりしたパックで少し放置。気持ちよくて寝そう。
終わったらすっごいつるつるでワントーン明るくなった。
絶対に自分ではたどり着けなかったアイブロウ
雑草の駆除が終わったので、次はいよいよアイブロウ。
家でも再現できるように丁寧に教えてくれる。
まずはパウダーで隙間を埋めていく。
人によって違うと思うけど、そのパウダーがものっすごい明るい色。茶色じゃない。
3色入りのアイブロウパウダーの一番薄いベージュくらいの色。
でも、不思議と隙間は埋まっていく。
私はもともとの肌の色が明るいので、これでもしっかり色がつくらしい。
知らなかった…今まで普通に明るめのブラウンのパウダーを使ってた。
だから濃くなっちゃってたのか。ベージュで良かったんだ。
あとは、さっきよりは茶色いけど明るめのペンシルで隙間の大きいところを少しだけ描き足す。一本一本。
特に私は右眉の下に除草剤でもまかれたんかというくらい生えてないところがあるので、そこを重点的に描き足す。
自分でもやってみたら、「もっとソフトタッチでいいですね」って3回くらい言われた。
というか、結構長さがあるのに切らないのか!?と思って聞いてみると、切ってしまうと隙間が目立つので、できるだけ切らない方がいいということだった。
長いところは、透明の眉マスカラみたいなジェルで毛の流れをそろえる。
それでさらに隙間が自然な感じで埋まった。
最後は眉マスカラをしておしまい。
いろいろ使ってはいるものの、自眉がきれいに整えられているので、それぞれの作業は一瞬で終わる。
左右対称も意識しなくていいし、普段よりは格段に楽。
片眉だけだけど、写真はこんな感じ。
上は整えてメイクした後、下はメイク落とした後。
(上は暖色系の灯りで写真撮っちゃった…色がちがってごめんね。。)
色がわかりにくくてごめんなさいだけど、形はほとんど変わらないでしょ?
このままでもいいよね。←すっぴんで外出したい人
これで自分でも再現できる(はず)
すべて終わったら、最後にアドバイスシートというのをもらえる。
こんな感じで、抜く箇所や描き足す箇所など、振り返りができるようになっている。
小さいバッグに入れたから、ちょっと折れちゃった。(随所に出るずぼらの証)
アイブロウに使った道具は、欲しければその場で買える。
私はペンシルを買った。
次回の予約とりますか?と言われたけど、とりあえずなし。
理想は一か月ごとに来るといいらしい。
毎月は面倒だけど、また形が崩れてきたときにはぜひお願いしたい。
ちなみに、一年以内なら二回目以降はちょっと安くやってもらえる。
全体を通して、エステ系でありがちな圧のあるオススメとかは一切なかった。
整った眉は強い
整った眉を手に入れた私は、エクスカリバーを入手したがごとく強気になっていた。
人とすれ違うたびに心の中で「この眉は眉サロンで整えた眉ぞ!!」と叫んでいた。
おしゃれなアパレルショップにも「眉サロンで整えた眉ぞ!!」と堂々と入り、おしゃれな服を手に取り鏡を見た。
うんうん、きれいに整った眉。
だがしかし。私は気づいた。
コロナ自粛によって4か月も美容院に行ってない髪の毛。
完全にプリンになってるし、産後の抜け毛もあいまってぺたんこ。
エクスカリバーを持っているのに、皮のぼうしを装備してるようなもんだ、これは。
今日のところはまあいいわ…とショッピングはそこそこにして、おしゃれなカフェで食事をして帰ったのだった。
次は美容院に行こう。
じゅりえ